私らしく在るために

ファンタジーが大好きな乙女の書き物です。エッセイなどを綴っています。

私らしく在るために

私のラグナロクオンライン

私のラグナロクオンライン

 選択肢の多いゲームをプレイしていると、いつの間にか浪漫プレイをしています。多分これが正解なのかなとか、この進め方をすると楽かもしれないとか、多くの先人が歩んだと思われる道ではなく、少しだけ横道に逸れた楽しみ方を見つけるのが好きなのです。

 具体的な例を挙げると、本屋さんで特設コーナーが作られているような新刊より、奥の本棚でひっそりと手に取られるのを待っている本に図書カードを使っていたタイプです。

 今回は、現在プレイしているMMORPG「Ragnarok Online / ラグナロクオンライン」について書きます。攻略情報などではなくプロフィール的な雑記です。普通の楽しみ方ではない自覚がある故に、私と同じような考えをお持ちの方が居たら嬉しいなと、そのような想いで綴っていきます。どうぞ最後までお付き合いください。

 

 

 

ラグナロクオンラインとは?

 世界観は剣と魔法の王道ファンタジー。ドット絵がとても可愛くノスタルジックな雰囲気が魅力的です。マウスクリックの移動はシンプルですが、突き詰めて行くと正確な入力を求められます。又、状況判断一つで戦況ががらりと変わり、プレイヤーの知識がステータスと同じくらいの有利性があって奥深いゲームです。

 このオンラインゲームには20年分の膨大なデータが詰め込んであるので、最近ゲームを始めた冒険者は毎日何かしら新しい発見があるでしょう。故にやれることは多く、遊び方は十人十色、プレイヤーの自由度が高いMMORPGと言えます。

 

冒険の始まりはクエストから

 私はどのゲームをプレイしてもクエストに夢中になります。ささやきチャットに気づかないくらいに世界に入り込んでしまうので、クエストを進めるのはソロプレイをしている時が多いです。

 一つのストーリーが完結しても、抜け落ちたページを想像して描いてみるなど、明後日の方向の楽しみ方もしているので飽きることがありません。それはもうノベルゲームをプレイしたら良いのでは……と思われるかもしれませんが、クエストだけではなく戦闘や生産も楽しみたいのです。

 冒険を始めて間もない頃、偶然受注したポリン団のクエストは笑顔でいっぱいになりました。ミスティ、ネコリン、ヒュッケ、みんな大好きです。他にも印象深いクエストが多く、ROの世界はよく作り込まれていると感心します。一部分だけでもボイスがあるとか、ムービーシーンが差し込まれていたらもっと取っ付きやすそうではありますが、そうではないから色々と想像が膨らんで楽しいのだと思いました。

 

日常生活の様子と狩りの考え方

・レベルは勝手に上がります。

・お金は生活できるだけあれば良いです。

・装備品はパーティープレイ重視のものを。

 

 あまり向上心がないように見えますが、私はこれで良いと思っています。私のモットーは自分らしくオンラインゲームの世界を楽しむことだからです。レベルは何かをしていれば勝手に上がっていくという考え方なので、レベル上げが目的のソロ狩りは一切しません。一人の時は別のことに時間を使っています。

 装備品については、モンスターがすぐに死んでしまうような強い装備は必要なく、気の知れた仲間と楽しくパーティープレイが出来て、自分の役割をこなせるだけの武器と防具があれば良いです。なので私の装備はとても安上がりで、ニ世代前とか三世代前などのお下がり的(破格で購入)なものが多いです。又、装備よりも衣装の方にお金をかけてしまうので、なかなか高級な装備には手が届きません。容姿も大事なのです。

 お金は狩り以外の方法で手に入れています。狩りで金策をしない理由は色々とあるのだけど、一番はせっかくファンタジーの世界に来ているのに同じモンスターを倒し続けたり、作業のように特定の場所を周回したり、義務のように強いられる日課的な何かを拒絶しているからです。

 でもそれをしないと強くなれないよ。強い装備も手に入らないよ。と、そのようなことを今まで散々言われてきました。これでもかっていうくらい言われたから、私の遊び方がズレているのは知っているのだけど、誰の迷惑にもならないのだからそれを曲げたりはしないのです。どれだけ非効率だとしても、今日の私はゲームを楽しめたのかな、そのような自分への問いかけの方が余程に大切に思います。

 実際、全く狩りをしないでZenyを手に入れることは不可能だったので、目的の為に狩りに出かけるといったロールプレイになっています。例えばホワイトスリムポーションを製薬する為に白ハーブを集めに行ったり、武器を製造する為に鉱石を集めに行ったりといった形です。そうして製薬や生産したものをメインに売りながら、冒険者アカデミーでポタ屋を営んでいます。それが私の金策の全てになります。

 勿論、誰かに誘っていただければお出かけしますし、決してソロプレイに固執してるわけではないのです。私はこういう考えを持っていて、一人の時はこうして過ごしていますというお話でした。

 

自分の分身キャラクターについて

 キャラクターはスペルフィスト型のソーサラーでよく遊んでいます。魔法の力を両手に集中させて戦う姿はまさにトリックスター。魔法職なのに前衛という摩訶不思議に惹かれて日々奮闘しています。打撃音がポコポコと可愛らしいので戦闘中もほっこりと和みます。加えてSPをメンバーに配ったりのサポートスキルがあったりと、パーティーにも貢献できるので幸せな気持ちになれるのです。

 ファーストキャラは正統派魔法使いを選んだのですが、三次職になって何か違う感が心の中に広がってきて、ソーサラーを作成してみたらぴたりとはまった感じでした。他にもトラショ型のシャドウチェイサーや支援型のアークビショップなどにもジョブチェンジできます。

 

効率と非効率について

 誤解がないように伝えたいのですが、私は効率を求める人が嫌いではありません。誰よりも強く在ろうとする志は輝いていて、最短の道を模索して進んでいく姿を勇ましく思います。これは自分と合うか合わないか程度の問題なので、お互いに好きな空間で冒険をしたら良いと考えています。ソロの時は最効率を求めてパーティープレイ時は周りに合わせられる。そのような方なら誰とでも仲良くプレイ出来る気がします。

 私が苦手なのはいつも愚痴を言っていたり何かを批判をしている人です。実際こういう方と話していると(楽しめないのだったら辞めれば良いのに……)と思ってしまうのです。それと「初心者バイバイ四天王」はこの上なく大嫌いでした。

 遊びたい人とだけ遊ぶ。それに尽きると思います。先行してモンスターを全滅させる人や、ボスを一人で倒してしまう人とパーティープレイをしても悲しくなるだけです。その優しさで私は傷つくのです。優しさとは同じ価値観で想いやること、相手の為に何かをすることの一切が優しさではないのです。

 ただ時々、自分の想いとは違った思考になることがあります。そういう時は決まって眼鏡を外しています。その目に映るのは色彩とモザイクの優しい世界、物事の価値なんてぜったいにわからない、高嶺の造花すら手を伸ばせば届いてしまいそうで、ぼんやりとそれを眺めていると不思議と気持ちが安らぐのです。

 

後書き

 自分のプレイスタイルをひたすらに貫いて出会った人は、何年も付き合いのある良き友となりました。実際、6年前に出会った人たちとは今でも交流が続いています。私がこうして何かを表現しているのは、奥の本棚でひっそりと読まれるのを待っているような、冒頭のお話そのままなのかもしれません。心の繋がりが持てる人と会えることは至上の喜びです。私を見つけてくれてありがとう。そのような気持ちになります。

 色々と赤裸々に書きましたが、最後まで読んでいただけたことを嬉しく思っています。私はラグナロクオンラインの世界をこのようにして冒険していますが、貴方はどのような楽しんでゲームをプレイされていますか? 良ければ貴方の世界観や冒険譚を聞かせてくださいね。